20251102 ふるさと協議会への、私の想い 広報部

 広報部の委員を令和4年度からしている竹内貴久雄です。
 その年に藤心2丁目町会長の任期が終わって、ふるさと協議会に顔を出すことももうなくなると思っていた時に、当時の会長から、私が文筆活動を長く行なっていると知って、広報部に残らないか、とお誘いを受けたのが、ふる協広報部とのお付き合いの始まりでした。

 私は、音楽関係を中心に何冊かの本を書いているのですが、それとは別に、『論語』の解説を「毎日小学生新聞」に連載しています。
 そこで、この町の子どもたちに、論語の講演会をやってみないかというアイデアを出されたのも会長でした。当時の校長先生のご理解も得られて、逆井中学校の体育館で3,4回開催しましたので、覚えている生徒さんやご両親もいると思います。
 そのころ私は、せっかく『論語』の全篇を解説した原稿が出来ているのに、どこの出版社も、その原稿のつまみ食いしかしてくれない、と嘆いていたのですが、会長はそんな私を勇気づけてもくださいました。

 最近の出版界はどこも状況が厳しく、300ページにもなるような「生真面目な」本は、なかなか手を出してくれないのですが、まもなく出版されるという目途が付きました。
 今、論語全篇の400以上もある名言を細かく分けて、どこからでも探せるような「さくいん」づくりでたいへんな作業の大詰めを迎えています。
 『論語』の本が、もうすぐまとめられところまで進められたのも、背中を押してくださった方があってのことと感謝しています。

 私は長い間、出版社で編集の仕事をしていましたので、まだまだ、広報部でお手伝いできることがいろいろあると思っています。
 昨年度一年間は、このホームページのリニューアルで、Webに詳しいメンバーのお手伝いをしていましたが、いよいよこれから、どんどん面白くしていかなくてはなりませんから、私も気合を入れているところです。
 当時の会長も現在は会長職を退かれましたが、引き続きふる協内の要職で活躍しておられるので、ご恩もお返ししなくては、と思っています。
 私も精一杯、これまで仕事を通じて培ってきた知識をフル活用して行きますが、本と同じで、ホームページも、読者のみなさんとのコミュニケーションが活発にならなければ発展しません。お互いの顔が見えるような対話が大切です。そのために知恵を絞ろうと思っています。

 よろしくお願いいたします。

記:竹内